愛でる器

作業を行う高橋純一

金工 高橋純一

明治27年、初代梅吉が鎚起師永陽斎重弘とごうし創業してより、二代廣司、三代輝男を経て四代純一にいたっております。
鍛金は、鎚で叩き上げることによって生まれる、張りつめた金属の緊張感と独特の味わいが魅力であり、古くから気品ある格調高いものとして親しまれています。

純一の作品の特色は、銅・真鍮・金・銀等を主な素材として、すべて手作りで製作いたします。特に茶入れは、なめらかに閉じる蓋に特長があり、その味わいは純一独自のものです。

錦銅のあざやかな色彩は、実に錦の如く炎と銅の芸術といわれ、他に比類なきものです。錦銅とは、銅を加工したものを融点近くまで熱し、急冷させて一種の酸化膜をつくったものです。色調の変化は、炎の変化であり二つとして同じものはできません。

製品はお使いいただくことにより、益々光沢と雅趣が深まり末永くご愛用頂けます。他に、特別注文も承ります。

  • 日展会友
  • 現代工芸美術家協会本会員
  • 現代工芸新潟会々員
  • グループ展主催

一品作

富士花入胴高195×口径50mm\700,000(税抜) 雨あがり花入全長230×胴高105×胴張110mm\80,000(税抜) 銀打込花器 銀河胴高105×胴張130mm\40,000(税抜)